2007年 10月 17日
弁慶石 穿かれた穴:弁慶の硯石 弁慶石の基礎部分 国道4号線を下り、福島、桑折、を経て国見町に入り、硯石の看板を左折して300m程行くと、こんもりとした丘に出る。国道から40m位の高さにある小高い丘である。 頂上の眺めは360度である。周囲は全て山・山・山!ここは囲まれた盆地である。 この丘の頂上に、高さ5m、周囲30m程の巨岩を基礎に、弁慶石が乗ってる感じである。 2つに割れた4m四方程の大きさで、高さ50cmほどの巨石があり穴が穿ってある。 穿かれた穴の大きさは60cm×45cm程である。これが弁慶の硯石である。 「信達二郡村誌」には、石面に縦2尺余、横1尺45寸許りなる、硯の海を穿って常に水を湛えたり、百日の旱魃にもいまだ嘗て涸るること無しと、相伝いて弁慶が硯という。・・・・・と、書いてあるという。 すぐ近くに、義経の腰掛松などがあるが、この地には義経弁慶の伝説が多くある。 また、この山には装飾を施した横穴古墳群の分布が見られるとのこと。 硯山からは、文治5年(1189年)奥州合戦に源頼朝が率いる鎌倉軍と、藤原泰衡の奥州軍が戦った古戦場の跡を垣間見る事が出来る!とある。 ただ、私としては、この硯石とて、義経弁慶時代のそんな新しいものではないだろう!と思う。地形から当然古代人が住まない訳がないと思っている。古代人の神を祀り儀式を行った崇高な場所であり、仕業である。 ゆっくりと、周囲の歴史を探索してはどうだろうか。
by yo-hamada
| 2007-10-17 11:36
|
アバウト
お気に入りブログ
ピラミッド山!東北のピラ... 神社の謎・そのルーツは古... どんと祭のルーツ:どんと... 巨石!巨大立石を中心とす... 日本のピラミッド!山形県... 古代『オリオン信仰』巨大... 巨石・東北以外の巨石 台湾旅行記…あぁ!台湾、... カテゴリ
リンク
以前の記事
2014年 02月 2013年 11月 2013年 10月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 01月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 01月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 01月 2006年 12月 最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||