面白山紅葉川の鯨石
仙台市から48号線で天童市に向かい、13号線に入る大分手前にある面白山高原への標識を見て、左に、奥に奥にと12km程入る。
高原にある締め掛けの松に注連縄が巻かれ、かたわらに小さな姥神様二体が祀られている。
更に案内板に従い、山奥に3km程行く。仙山線でも有名な面白山駅に到着する。
面白山とは、滝の様子が面白いからとか、雪が積もった時、面が白かった事からと諸説ある。
この仙山線沿いにある渓谷を紅葉川渓谷という。
この渓谷に下りて行く。さほど時間は掛からないで渓谷の中に巨大な鯨石が見えてくる。
当然鯨の形に似ている事から名付けられたものである。成る程見れば見るほど鯨に似ている。
長さ10m、幅6m、高さ5m程もある巨石である。
物を見ると何かに似ている!とかよく言うが、日本人が特に持つ感性である。
残念ながらこの巨石を崇拝したとか、神の降臨した巨石であるとかの謂れは無い。
この巨石はここでは番付外とした。