2007年 11月 05日
志津川町45号線から398号線(登米方面)に入り4.6km、右にひころの里の看板が出てきたら右折して橋を渡ったりで2.1km走る。途中、ひころの里の前(・・・下りればこの番付にもある竜石がある・・・)を道なりに進み(・・小さな橋を渡って左折した所に番付された入谷の重ね石があり、橋の下にはむくれ石なるものがある。)2.1kmの所を更に右折し1.3km行くと、左側に「なまこ石」が横たわっている。「なまこ」とは、流石海の町志津川の方が付ける名である。山の方であればさしずめ「つちのこ石」とでも言われるのではないか! ここに、神行堂山の大石(体内くぐり)は300m先!と標柱が出ている。 南三陸町建設課土木係りにお尋ねしたら、この「なまこ石」は昔から地表に出ていたと言い、小さいが別の所にも点在してるという。花崗岩で出来ていて、風化浸食されて出来たものではないか!とお答え頂いた。 私の「人為的な物ではないか!」の質問については、「何とも答えようがありません!」という事であった。 しかし、福島県二本松市吉祥寺の地からも、大きさは比較にならないほど小さいが、形状がこれと似た棒状石製品が出土し、縄文中期、紀元前2500年前のものと判明したと言われている。 吉祥寺の棒状石製品 この棒状形から信仰もしくは呪術的な物として使用されたのではないかと推定されているのだ。 ここ志津川の超巨大な「なまこ石」は信仰の為に使われた物ではなかっただろうか! 300m行けば神行堂山であるが、ここは山麓であり、その絡みも有りはしないだろうか! 自然風化でこんな風になるものだろうか!風化作用で1000年1mm削られたとしたら、30cmでは30万年掛かる計算だが、30万年では地中に埋もれてしまう筈だ。 細い部分はどうやったら、そうなるのであろうか!加工したと考える方が納得がいく。 小さくても他にあるなら当然加工されたものに違いない! ・・・ただ自然は時として考えられない力を見せ付けるものではあるのだが・・・・はたして!。 次はその自然の力で岩山全体が鬼の面になったものである。(南陽市の鬼面石)・・・
by yo-hamada
| 2007-11-05 19:28
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