十和田湖奥入瀬渓流の巨石「石ヶ戸」である。
奥入瀬渓流とは、湖の子ノ口から焼山に至る間の約14kmの渓流美と千変万化の水の流れを指す。
さて、ケとは、この地方の方言で小屋を意味する。従って、石ケ戸とは、石で出来た小屋いわゆる「岩屋」を意味する。
看板には岩がカツラの巨木に支えられて岩小屋に見える!と書いてある・・・・が、中に入ると巨石が巨石に寄りかかっている。
不思議なパワー?を持った巨石が、逆に木の育成を助けている様に思えてしょうがない。ここからすぐ近くには、大湯のストンサークルそして、人工の山、UFOの見られる山「クロマンタ山」(黒又山)がある。
勿論、キリストがここで亡くなったと言われる新郷村も遠くはない。
石ヶ戸は、栄えた十和田古代文明が噴火と共に消えてしまい、此処だけが残った古代人の住居跡の果てだったのではないだろうか!等、人が聞いたら眼を剥く発想が浮かんでくる。
周りの石は丸いが、何故石ケ戸の石一個だけが平らなのであろうか。この発想こそが謎解きのキーなのであるが・・・・・。