2012年 04月 15日
東北道松川スマートICを降りたら52号線を右折し114号に出たら右折し、水原川を渡ったら直ぐの川沿いの道路に左折する。 直ぐ一本杉の木の下の虚空蔵尊を通過する。 この虚空蔵尊は「空から落ちて来た毎夜光る石」を祀ったとされる。 此処を進み、直ぐ右折し、始めを左折する。農道と理解して欲しい。 始めに田の中に「天明石(根)」が出て来る。 空から落ちたと言う2つの石は、隕石で、俗に天明(根)石と言うが、村の名を「天明根」、「降石」とした。この石は明星であり明星は虚空蔵尊であるが故に前述の虚空蔵堂を建てて祀ったと言う。天明石は圃場整備の為此処に移動したので現在の地名に天明石はない。 更にそのまま進み始めを右折しまた左折し進むと直ぐに畑の左に「降石」が見える。 それにしても石の焼き焦げた跡がなく、しかもクレーターがないのはこれも移動したものか。 この地域だけに2つも落ちるなんて、これはもう天文学的数値以上の偶然であろう! #
by yo-hamada
| 2012-04-15 13:39
| 東北巨石番付
2012年 03月 05日
常磐道「郡山東インター」下車後一般道のT字路を左折し1km走り、又T字路に出たら三春方面に右折し道なりに4km走る、と右側に赤い鳥居が見える、ここが高屋敷稲荷神社である。 五穀の神として名高い京都伏見稲荷の御分霊として奉遷されたのがこの正一位高屋敷稲荷神社の起元である。享保の凶作、明和、天明、天保の大飢饉には夜籠り迄して大神の救いを祈願したと言う。日清、日露には、武運長久を祈願する者が多く、改築、整備を重ね、益々荘厳の度合いを加え、現在に至る。 宇加之御魂命(うがのみたまのみこと)、猿田彦命、天之宇豆売命(あめのうつめのみこと)の三柱が祀られている。 神の使いは狛犬ではなく当然、狐(狛狐)である。 社殿裏に磐座としていにしえから参拝され、「心願成就」願いが叶うとして直接手を触れ霊力を受けられる「御神石」として信仰を集めパワースポットとして人気のある巨石である。 #
by yo-hamada
| 2012-03-05 16:38
| 東北巨石番付
2012年 01月 15日
国道45号線塩釜市仙塩街道から中の島に折れ海岸通りに出、23号線を右折する。 800m程行くと右手にこんもりとした山が見える。 旅館若芳荘とコンビニの間を右折する。 50m程行くと須賀神社の鳥居の前に地名の牛生となった「牛神石」が鎮座する。 この神社は、村の鬼門鎮護の神として祀られ、俗に牛頭天皇社と呼んでいたが明治の初めに現在の須賀神社に改められたものである。 牛神石ついては、鎮守須賀神社祭神「素戔鳴尊」(すさのうのみこと)(牛頭天皇)の御足元石と伝えられて古くから崇められて来たもので、この辺一体の「牛生」の地名もこれによるものである。 牛石は、牛の頭なのか全体なのかその石の形から判断するのは難しいが、頭部だけと言う事はないので牛の様に大きない石と言う事で付けられたのであろう。 #
by yo-hamada
| 2012-01-15 09:05
| 東北巨石番付
2011年 05月 28日
福島県飯坂温泉から399号線を走り(一ヵ所東日本大震災時の崩落による片側通行の迂回路あり)茂庭を過ぎ、摺上川ダムの茂庭っ湖最上流を過ぎる辺り山側に巨大な井型の擁壁がある。そこから100mほど行くと川に下る道が出て来るので左折する。 ダムに至る川に沿った細道を1,2km程行くとY字路に出るがそのYの真後ろの川に鎮座している。 周りに数個の石があるが、中央に卵型の巨石が見える。これが亀石である。 下流側からは、水が流れている為真横からの全体像は写せなかったがそれにしてもでかい。綺麗な卵型をしているが感嘆する自然の造形美である。この狭い川を上流から転がって出来たのだろう!それにしてもこんなにも左右対称に丸くなるものだろうか!若しかして気の遠くなる様な時間の中で、別の石が流れ転がって来てはこの亀石にぶつかり角を削り取り、出来たものだろうか、しかし、やはり自ら転げない限りそれは無理だろう!…正に自然の驚異である。脅威はやがて膨大な時間の経過とともにこの亀石もダムの底に流れ沈んで行くものに代わるのであろうか……。…であるから巨石ファン必見であるぞよ!友人に写真を見せたら、「…ふ~ん、むでな石だな!」で終わり! しかしだ!後述するが流石、政宗は違う、政宗は自分の城の庭にこの石を欲しがったのだ!無理はない? この亀石を見ると福島県田村市都路岩井沢強梨の亀石を思い出す、頭部は別としてとても似ているのである。 上流側の斜め横からであるが、当たり前だがやはりでかい。 亀石はその姿からそう呼ばれたのであろうが頭部がないのが残念である。 見ようによっては魚市場でのマグロの尻尾部を切り落としたみたいに見えるが、その部分が頭部ではなかったろうか。折れてしまったのであろう!その石は流されてしまったのだろうか、近くにはない。 この亀石は、たまたま、巨石を探して「七ヶ宿の巨石」で検索したらYAHUOOブログ『ヘぼやんさん』の「風に乗って」“政宗が欲しがった奇岩巨石・亀石”が掲載されていて知ったものである。地図には大岩とか亀岩とか書いてあるのを知ってはいたのであるが、399号線高畠よりの道路脇にある巨岩を無理やりそれだと思い込んでいたが間違いであった。 鳩峰峠を越し、私の出身地である高畠に出るこの道は、5月23日迄冬期間道路が閉鎖される。 閉鎖解除を待って早速探しに行った。この石についての由来等は亀石脇に説明看板があったが枠だけで残念であった。ヘぼやんさんが地元の方に伺った様でそのコメントをご紹介させて頂く。 「稲子地区が福島市に食い込むように接しており、江戸時代は仙台藩が山目付けとして足軽を住ませて警戒した地域だが、ここに亀石という奇岩巨石がある。 伝承されている話では政宗がどうしてもと欲しがり、仙台城に持っていこうとしたが、巨石ゆえにどうにもならず、この周囲を仙台領としたため、地図上では福島市側に見えるほど、食い込んでいる。」とある。 ・・・幾ら政宗が仙台城に持って来ようとしても、山の中の川にある200~300トン以上もある石をどう足掻いても運べるわけがない!と思うのだが……政宗は本気で運ぼうとしたのだろうか!昔の権力者は発想が違う、凄い事を考えるものだ!しかも運べないとなったら、所有物にしようと領地を広げ、無理くり天狗の鼻の様な形にしてしまったのだ。地図を見て思わず苦笑してしまった。 ただその亀石の場所は、現在の地図では宮城県七ヶ宿稲毛に届いておらず、福島県飯坂町茂庭になっている。 #
by yo-hamada
| 2011-05-28 20:18
2011年 04月 21日
飯坂温泉から山形県高畠町に向かう399号線を左手に摺上川を見ながら走ると御岳神社が右手に見えて来るがその手前400m(手前とは道案内にならないけど)にこの大石はある。この写真の右手にある。 正面から見るとその大きさが分かる。 山側から見ると大石は地中に埋まり亀が首を出してるように見える。 福島県伊達市大石湧水の里:大亀かしら石とそっくりなのだが…… この大石についての謂れや昔からの言い伝えなどについては改めて記する事にする。 #
by yo-hamada
| 2011-04-21 13:59
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